
【シリーズ】ゼロからはじめる家づくり|第4回「木工事〜外構工事」
こんにちは。りくつな家編集部です。
大好評の「ゼロからはじめる家づくり」第4回をお届けします。
「ゼロからはじめる家づくり」は、人生の一大イベントである「家づくり」がどんな流れで進んでいくかを、今まさに家づくりをされている山野下さんご一家に密着し、契約から着工、完成にいたるまでを追いかけさせていただき、ご紹介させていただくシリーズ企画です。
前回の記事で、建方までをご紹介させていただいた山野下さま邸。
今回は、いよいよ建物の肉付けともいえる「木工事」の工程に移っていきます。
前回までのあらすじ
【シリーズ】ゼロからはじめる家づくり|第1回「ヒアリング〜契約」編
【シリーズ】ゼロからはじめる家づくり|第2回「融資申込〜地鎮祭」編
【シリーズ】ゼロからはじめる家づくり|第3回「地盤改良〜建方」編
木工事
木工事(もっこうじ)とは、木材の加工を含め、木材を組み立てたり取り付けたりする工事全般のことを指します。建方で組まれた骨組みに、屋根ぶき、床組を施し、内部造作の工事をしていきます。
木造建築においては、全体工事の大部分を締める重要な工程です。
建物の規模や仕様によっても変わりますが、一般的な2階建の建物なら、木工事の期間は30〜40日が目安となるんですよ。
ではさっそく、作業風景を見せてもらいましょう。

こちらは、リビングとなる空間の木工事の様子。
建物の骨組みが完成したあとは、さらに大工さんたちによって、壁の下地や床などが作られていきます。
建物の構造部分ができたところで、窓やサッシ、玄関が取り付けられ、この段階で施錠ができるようになりますよ。
施主の山野下さんご夫妻にもお話を伺いました。
だんだんリビングっぽくなってきましたね。
キッチンが入るのが楽しみです!

また、間仕切りや天井の下地が組み上がると、配線工事が行われます。
あらかた配線が行われたところで、コンセントやスイッチの場所の最終確認が行われます。

床材や壁を張ってしまえば見えなくなる部分ですが、こういった〈裏側〉の部分をいかに丁寧に施工するかが、住み心地や完成度を左右するんですよ。
内装工事
壁や屋根には断熱材が隙間なく固定され、さらに上から石膏ボードを張ったら、次は内装・外壁・設備工事に移っていきます。


クロスを張る前のリビングの様子。
ここまでくると、工事も終盤となります。

石膏ボードを取り付けた上からクロスを貼ると、一気にお部屋が完成形に近づいていきますよ!
開放感が素敵!やっぱり吹き抜けにして良かったです。
設備工事
続いては、お風呂やトイレ、キッチンなどの水回りを取り付ける設備工事です。
ユニットバスやシステムキッチンなどの設備の設置はもちろん、棚や扉などの造作工事をすることも多く、この工程でも大工さんが大活躍します。


外装工事
建物の外側に防水シートを張り、サイズを整えたサイディング(外壁材)を取り付けていきます。建物の下から上へ向かって、しっかりと固定していきます。
一般的に、サイディング作業が終われば、足場を崩すことができます。

外構工事
サイディング作業が終了したら、カーポートやフェンス、玄関アプローチなど、建物の周辺に関わる外構工事に移ります。

今回の記事では、木工事から外構工事までの工程をご紹介しました。
実際の現場を見せていただくことによって、家づくりの大まかな流れがイメージできたのではないでしょうか。
いよいよ完成目前ということで、すごくワクワクしています。
何度か施行中の工事現場を見にきて思ったのですが、シモアラの施工現場がすごくキレイなことに驚きました。
そう言われてみると本当ですね。工事中の家の中も、外構工事中の敷地内にも、釘一本落ちていないです。
気が付いてくださり嬉しいです!シモアラの家づくりは、仕上がりが美しいのはもちろん、施行中も美しい現場を心がけているんですよ。
いよいよ次回は、完成形のお披露目です。
山野下さまのご入居前に、完成したお家を隅々まで見せていただく予定です。
みなさん楽しみにしていてくださいね!
次回予告
【シリーズ】ゼロからはじめる家づくり|第5回「完成」編
株式会社 シモアラ
石川県加賀市柏野町イ51番地
TEL.0761-77-2133
受付時間/8:00〜17:30
定休日(本社)/不定期土曜、日曜、祝日(北浅井の家は火曜、水曜定休)
ホームページ:https://shimoara.co.jp/