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おうちを建てたら105万円!?津幡町の移住とお金の”りくつ”な話。

こんにちは!りくつな家編集部です。

以前にご紹介した永井さんご家族の移住話を聞いて、津幡町の移住者支援に興味をもった私たち。もしも津幡町で新しい家を建てたとしたら、どんな支援制度が利用できるのか。詳しい話を聞くため津幡町役場にやってきました。

【子育て移住】支援も充実!永井さん夫妻が感じる津幡町の暮らしやすさ

訪問したのは、移住相談の窓口となっている総務部企画課。

移住者支援制度を担当する中田至人さんに、お金にまつわる話を聞いてみました。

最大105万円!「住宅取得等奨励金」とは?

もしも津幡町に移住したら、どんな支援が受けられますか?

住まいに関するものですと、最大105万円の奨励金が交付される「住宅取得等奨励金」という制度があります。

あっ、永井さんも申請している制度ですよね?

はい、津幡町では新たに住宅を取得する方や、居住のために改修する方などを対象にした支援制度を充実させていますが、なかでもこちらの制度は年間にして約200名の方が申請されています。

どういった制度なんですか?

新たに一戸建て住宅を取得した方や、増改築、改修を行った方を対象に、最大105万円の住宅取得等奨励金を交付する制度です。細かな条件はありますが、基本的には2026年12月31日までに対象住宅の登記が完了し、居住を開始した方が支援を受けることができます。

やっぱり移住者じゃないとダメなんですか?

いえ、津幡町での定住を考えている方であれば、どなたでも申請することができますよ!

あっ、そうなんですね!

新規転入者の場合は、基本額(上限80万円)と加算額が優遇されているのですが、津幡町在住の方にも適用される制度なので、ぜひご活用ください。

そのほかにもお家にまつわる支援が充実!

それにしても105万円とは太っ腹ですね。

そのほかの支援制度を組み合わせれば、さらに上乗せできますよ。

えっ!そうなんですか?

たとえば、新居の購入や増改築が三世代の同居を伴うものであれば、「三世代ファミリー同居等促進事業補助金」として最大15万円の補助金が交付されます。

人生100年時代とも言いますし、三世代住宅を考えている人は多そうですもんね。

もうひとつ所得合計が400万円未満という条件は付きますが、ともに39歳以下の新婚夫婦の新生活を経済的に支援するため、住居費用や引越費用を最大30万円補助する「結婚新生活支援事業」も実施しています。

なるほど〜。津幡町で家を建てるなら、支援制度をしっかり使わないと損ですね。

はい、津幡町役場では企画課での相談受付のほかにも、県外で暮らす方たちに向けてZOOMによるオンライン相談も受け付けています。津幡町への移住に興味がある方は、ぜひお気軽にご連絡ください!

そのほかの住宅に関する奨励金はこちら

アクセスの良さと子育てのしやすさが魅力

ちなみに津幡町には、どんな方たちが移住して来ているんですか?

一番多いのは金沢市内の職場から通勤圏内の物件を探している方ですね。津幡町は他の地区と比べて土地価格が手頃なので、比較的一戸建ての夢を実現させやすい町でもあるんです。

いくら隣接しているとはいえ、金沢まで通うのは大変な気もします…。

じつは津幡町から金沢市中心部まで鉄道で15分、車でもバイパスを使えば20分ほどで行くことができるんです。

あれ?思ったよりも近いですね。

津幡町は、金沢、富山、能登から伸びる道路や鉄道の要所として栄えてきた町。実際に移住された方々の話を聞いていると、各方面へのアクセスの良さが後押しとなったケースも多いようです。

石川県森林公園。自然が身近にあるのも、子育て世代にとっては魅力的。 

移住を考えている人たちに、伝えたいこと。

ここからは助っ人として、企画課の永島慎朗さんも登場!

津幡町への移住を考えている人たちに、メッセージをいただきました。

津幡町に移住する前に、なにを考えるべきですか?

補助金や奨励金といったお金の支援も大切ですが、まずは自分が移住した後の暮らしをイメージすると良いと思います。金沢市に職場や学校があり、通える圏内でできるだけ安く家を建てて住みたい。思い当たる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

お金は使えば無くなってしまうけど、住まいの環境はそう変わるものではありません。通勤やショッピングの導線は確保されているか、安心して子育てができる施設があるか。定住した後に後悔しないためにも、事前にたくさんの情報を集めるのも大事なんです。

どこで集めるのが良いのでしょうか?

役場内での直接相談やオンライン相談もそうですが、石川県が主催する移住ツアーに参加するのもひとつの手だと思います。

実際に愛知県から移住された永井さんご家族は、私が津幡町での暮らしの魅力をお伝えするとともに、移住や子育てに関する支援制度などについても紹介させていただきました。行政の担当者から話を聞くことで、実際に移住した際のイメージも膨らんだのではないでしょうか。

最後におふたりは、どんなまちづくりを目指していますか?

これから子育てを考えている20〜30代の人たちはもちろん、幅広い世代の方に「住んでみたい、ずっと住みたい」と思っていただけるような支援やまちづくりを推進していきたいですね。

町の人たちとふれあうことで、移住を検討している人が津幡町の魅力に気づくような交流を作りたいですね。そうしたやり取りの積み重ねが、いつか津幡町の貴重な財産になると思っています。

本日はどうもありがとうございました!

こちらは新しくなった津幡町役場。移住相談は建物3階の企画課で受け付けている。

今回、うかがった移住と家にまつわる「お金」の話。

石川県内でも各自治体が住宅に関する支援金を実施していますが、まずはずっと住みたい町であるか、自分のライフスタイルに合った町なのか。それを踏まえた上でベストな支援制度を探すのが、りくつな家づくりの第一歩なのではないでしょうか。

支援金に関する資料請求・お問い合わせはこちら!

 

津幡町役場 総務部企画課

石川県河北郡津幡町加賀爪ニ3

TEL. 076-288-2158

受付時間/8:30〜17:15

閉庁日/土日祝日、年末年始

HP/http://www.town.tsubata.lg.jp

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